岳俳句会

NHKラジオ第一『文芸選評』2022年12月3日(土) 午前11時05分～11時50分放送の俳句選者は小林貴子です。

兼題は「大根」（締切11月28日)。

みなさんふるってご投句ください。

投句は文芸選評ウェブページよりお願いいたします。

加藤犀水に関しての講演とワークショップ「俳句を楽しもう」

担当：小林貴子

日時：2022年11月20日(日) 午後1時30分～3時30分

場所：生坂村健康管理センター

「岳」11月号　目次はこちらです。

「岳」11月号 主宰宮坂静生の句はこちらをご覧ください。

「岳」11月号 編集長小林貴子の句はこちらをご覧ください。

「岳」11月号 今月の秀句

手ばかりを洗うていつの間にか秋　辰野利彦

戦争の已め方蘭の育て方　田中優子

宮坂静生推薦 30句はこちらをご覧ください。

「岳」各地句会一覧に変更がありますので、更新いたしました。

〇愛知　岳東海句会　担当者
〇塩尻　きさらぎ句会　担当者（但し、2023年1月から変更)

詳細は「支部・句会一覧」のページをご覧ください。

句集『柔らかなうちに』山崎妙子

岳書館

2022年9月20日発行

自選10句

柔らかなうちに子の来よ切山椒

恋ひ焦がるるものを持てとや春の山

卒業子薔薇一本を波に置き

打たれるるに非（あら）ねど痛し那智の滝

泉呑むときペンダント胸離れ

芥子の花けふもどこかに人柱

森番の木肌撫でゆく晩夏かな

人ばかり見し半生よ牧は秋

兵となる子らかも知れず甘藷掘る

冬紅葉痛みなき日の吾は王妃

「岳」各地句会一覧に変更と新規追加がありますので、更新いたしました。

〇変更：飯田句会の会場と日時

〇追加：通信句会「宇宙人句会」（小林貴子選）

詳細は「支部・句会一覧」のページをご覧ください。

句集『湊』清水美智子

東京四季出版

2022年7月28日発行

宮坂静生選　12句

雪沓の音きしきしととほき日へ

シャンソンや夜叉五倍子緑惜しまざる

ファド聴く今宵リスボンは夏の果

闘牛の咆哮四方の魂しづめ

熊の胆は札代りとよ出熊猟

桜かくし沖に明るさありにけり

雪晴の怒濤南蛮えびまつ赤

木の根明く妖精の杖触るるたび

下駄つくりし父の生業けらつつき

糶なき日浮子のゆるるやあいの風

赤松のどこか人めく晩夏かな

稲滓火匂ふ父母の匂ひとも