平成21年度例会・吟行会報告
新年句会報告
平成21年1月18日(日) ホテルブエナビスタにて行われました。
新年句会会場 主宰挨拶
前山賞・岳俳句会賞・双葉賞各受賞者 懇親会にて
平成21年5月16日?18日
「岳」高野山熊野古道吟行会が行われました
平成21年5月16日 第一回句会 於高野山・普賢院
主宰特選句
卯の花や斑鳩の雨かく優し(丸山公子)
緑さす金剛峯寺のけむり出し(穂阪日出子)
薫衣香高野の雨に打たれに来(小林貴子)
石楠花は母の点せる灯のごとし(一志貴美子)
曇天の空にとびつく朴の花(一條友子)
平成21年5月17日 第二回句会 於那智勝浦・ホテル浦島
主宰特選句 那智の滝にて参加者
青梅雨にさにごりもせず熊野川(小牧七草)
すれちがう中に修験者バードデー(倉島成子)
補陀洛渡海捨て身の如く黒揚羽(久保美智子)
山蟹の過ぎるを待ちて熊野道(中島詔子)
中辺路や水田にしかと猪垣結ひ(小口理市)
平成21年7月11日 高山指導句会 於:高山観光ホテル
高山指導句会参加者による記念撮影 懇親会住斗南子さんによる横笛演奏
平成21年8月1日 岳俳句会東北支部設立 場所ホテル法華クラブ
支部長=円城寺龍(岩手)氏に決まりました。
同日松島吟行会も併せて行われました。
主宰特選句
八月の仙台にあり魯迅思ふ(佐藤映二)
山百合の一枝が窟寂しうす(大野今朝子)
草笛や陸奥の空誇らしげ(丸山貴史)
大寺の柩の陰の蝉の空(川村紀子)
合掌を解く一瞬の夏深し(鈴木湖愁)